『絵本 すみっコぐらし そらいろのまいにち』 紹介&感想
こんにちは!「のんびり」と申します!
今回は、私が大好きなすみっコぐらしの絵本の中で、1番お気に入りの1冊を紹介したいと思います!
絵本 すみっコぐらし そらいろのまいにち
絵本 すみっコぐらし そらいろのまいにち
著作:よこみぞゆり
出版社:主婦と生活社
2018年に発売されたすみっコぐらしの絵本『そらいろのまいにち』は、いまや40万部のベストセラー書籍となっています!
私も発売当初に本屋さんに走りました!
初めて読んだ時の衝撃を今でも覚えています。
すみっコちゃん達のそれぞれの物語が胸にグッときて、思わず涙が出ました。
とっても可愛くて暖かくて、切ない。悩んでいる時や落ち込んだ時、元気をもらいたい時、癒されたい時に子供も大人も読んで欲しい1冊です。
色んな人に寄り添ってくれる絵本です。
そらいろのまいにちのストーリー
すみっコぐらしの「ねこ」「とんかつ&えびふらいのしっぽ」「とかげ」「しろくま」「ぺんぎん?」の5つの物語が、順々に展開されていきます。
それぞれのすみっコちゃん達の過去のエピソードや、すみっコちゃんがどんな風に出会い、すみっこに集まったのか等の物語が描かれています。
タイトルにもある「そら」がテーマで、著者のよこみぞゆりさんも、それぞれのそらが見えるシーンは1番時間をかけて描かれたそうです!(すみっコぐらし7周年記念bookより)
すみっコちゃんの心を「そらいろ」で表現されています。ゆうやけ空、曇り空、青空、夜空、雪空、虹、とっても暖かくて儚いタッチで空模様がすみっコちゃんの心とリンクしていて全シーンが大好きです。
以外に5つのお話を読んだ感想を書きます!
ネタバレ要素を含みますので、苦手な方はとばしてください!
ねこのおはなし
りそうの自分にかわりたいねこがすみっこでくらす前は…?
どのすみっコちゃんも大好きなのですが、特に私が推しているのが、ねこちゃん!
1番最初に登場して、「ねこちゃ〜ん♪」と喜びました!
ねこちゃんの過去はこの絵本が発売されるまで発表されていなかったので、こねこの頃のお話や、ざっそうちゃんとの出会い、すみっこへどのようにしてやってきたのかが分かり、切なくもあり、暖かくもありとても良いお話でした。
ねこちゃんの優しさはここからきてるのかぁと1人で納得していました。
みかんが苦手な理由も分かりました。
こねこの頃のお話では、ねこのきょうだいも出てきて、「ねこのきょうだいにであいました」のテーマにも繋がっていて感動しました。
ゆうやけ空のシーンが儚くて大好きです。
早々に涙腺が崩壊しました。
ねこちゃんそのままのまぁるい姿がとっても可愛くて大好きだよ。これからも美味しいものいっぱい食べてみんなと幸せに過ごしてね。
とんかつとえびふらいのしっぽのおはなし
のこりもののとんかつとえびふらいのしっぽはたべられるためにがんばってみるけど…?
いつかおいしく食べてもらうために日々頑張っているとんちゃんとえびふらいのしっぽちゃんが愛おしくてほっこりします。
こちらのお話も号泣でした。
誰かが悩んでたり落ち込んでたりしていたら、他のすみっコちゃんが全員でなんとかしてあげようとする所が本当に素敵で、優しい世界にほっこりしました。
食べ残されてしまったけど、残されたからこそ、すみっこに辿り着いてみんなに出会えた!
これからもとんちゃんとえびふらいのしっぽちゃんが頑張る姿を応援しているよ!
とかげのおはなし
うそをつくのはわるいこと? なやむとかげのねむれない夜は…?
うそをついていることを悩んでいるとかちゃん。
すみっコちゃん達に本当のことを言っても受け入れてもらえることは分かっていても、自分の心配じゃなくてみんなの心配をしているんだよね。
眠れないほどに悩むとかちゃん、大丈夫だよと抱きしめてあげたくなりました。
おかあさんもきっとみてるよ!
とかちゃん、うそをついていることが苦しいと思うけど、気にしなくて良いんだよ。
落ち着くおうちがふたつできて本当によかったね!
みんなと一緒に幸せに過ごしてね。
おかあさんもとかちゃんが幸せに過ごせていることを遠くから見守っているよ。
しろくまのおはなし
どうしたらもっとぽかぽかになれる? さむがりのしろくまがすみっこにきたわけは…?
ぺんぎん(本物)ちゃん、しろくまちゃんに旅のお話をしてくれて出会ってくれて本当にありがとうと言いたくなります。
南に行けば、ぽかぽかの海があることを聞き、ながい旅に出発し、すみっこに辿り着きます。
すみっコぐらしのはじまりの日も描かれています。
憧れの南の島よりももっとぽかぽかの場所を見つけたね!
しっかりもので器用なしろくまちゃん!
これからもみんなをよろしくね!
ぺんぎん?のおはなし
おなじなかまはどこかにいるの? 自分をさがすぺんぎん?は…?
珍しくケンカをするすみっコちゃんが見られて驚きました!ぺんちゃんが顔を赤くして怒った顔や泣き顔、普段見られない表情が沢山見られました。
自分はなに…?と涙を浮かべ水たまりに映るぺんちゃんの姿に胸がギュッとなり私も涙が出ました。
空模様の変化とぺんちゃんの心の変化がリンクしていて、雨空から虹がかかるシーンがとても素敵です。
ぺんちゃんの想像の中で、最後には色と形がちがってもおなじなかまとぺんちゃんが思えた描写があり、そこでも涙腺が…。
そしてすみっこを取り合う姿が本当に可愛すぎます。
ぺんちゃん、自分さがしをいつもお疲れ様!
素敵な仲間に出会えて本当に良かったね!
これからもぺんちゃんらしくみんなと楽しく過ごしてね!
5つのお話を通して
それぞれ抱えているものはあるけれど、すみっコちゃん達がみんなと出逢えて本当に良かった!そして私自身がすみっコぐらしを好きになって出逢えて本当に幸せだと感じました!
それぞれのすみっコちゃんの過去や気持ちを知れて、いつもよりも表情豊かなすみっコちゃんを見れて、さらにみんなに近づけた気がします!
益々すみっコぐらしが大好きになりました!
よこみぞゆり先生すみっコぐらしを生み出してくれて本当にありがとうございます!!
再録本も発売
『絵本すみっコぐらし そらいろのまいにち』をよみきかせ絵本として、「ねこ」「とんかつとえびふらいのしっぽ」「とかげ」「しろくま」「ぺんぎん?」の5つのキャラクターごとに再編集されて発売されています!
5冊とも表紙はあたらしく描かれていて、本文にはちょっぴりおまけの描きおろしイラストがあります。
『絵本 すみっコぐらし そらいろのまいにち』とどこがちがうのかな?と探しながら読んでも面白いかもしれませんね!
さらに本のサイズが大きくなった分、癒しや感動、切なさも、もっともっと大きくなって伝わってくるはずです。かたい表紙のハードカバーですので、何度読んでもへたれません!
おやすみ前のよみきかせ絵本としても最適です!
ねこ
とんかつとえびふらいのしっぽ
とかげ
ぺんぎん?
こちらもおすすめ『いつでもとなりに』
絵本 すみっコぐらし いつでもとなりに
著作:よこみぞゆり
出版社:主婦と生活社
今度はすみっコぐらしのちいさいなかま、みにっコたちの5つのおはなしです!
全ページぜんぶ描きおろし!「ざっそう」「えびふらいのしっぽとあじふらいのしっぽ」「にせつむり」「ふろしき」「たぴおか」みんなのおはなしが収録されています。
もちろん私もGETしました!
こちらも子供も大人も読んで欲しい1冊です。
まとめ
『絵本 すみっコぐらし そらいろのまいにち』は、すみっコ好きの子供さんはもちろん、色々な挫折を繰り返してきた大人にも響く作品です。
とっても可愛くて暖かくて、切ない。悩んでいる時や落ち込んだ時、元気をもらいたい時、癒されたい時に子供も大人も読んで欲しい1冊です。
色々な人に寄り添ってくれる絵本だと思います!
是非手にとって読んでいただけるとすみっコファンとしても嬉しいです♪
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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のんびり 感謝です💐🎁のROOM
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